TLで見かけたアイデアすぐ実装

研究室配属のシーズンですね(このシーズンにやるのは今年度が初らしい)
毎年、教室のホワイトボード上で熾烈な心理戦が行われているらしい(学科に存在しない名前が出現するらしい)のですが、今年はコロナでオンラインになったので第一志望の人数だけが公表されていました。そのため、動くにも動きづらかったり謎な心理戦が生まれたりしてました。
このブログは、結局使わなかったのですが、「志望研究室の中で何番目」なのかを知れるシステムを1時間で作った時のお話です。

コンプラ的に微妙な話だった(上位の人が動かなくなる、下の人が不利になる)ので、公開はしていません。このブログが供養ブログです。

TLでアイデアを見かける


今は削除されていますが、同じ学科の人が「志望研究室内での順位を知れたら心理戦をやらなくてもいい説」とツイートしていたので、思いつきでAPIの仕様書をTwitterにあげていました。

配属のやり方がオンラインなのは初めてで何か改善の行動を一期生としてしないとな(学科設立1期生はバグ出しなので...)と思っていたのと、Twitterで京大がLINEボットを作って解決した話を聞いた気がするので、簡単に作ろうと思いました。
TwitterGoogleフォームを工夫して利用すればすぐ作れそうという会話をしたので、Googleフォームベースで作りました。

できたもの

・志望研究室とGPAの入力、更新はGoogleフォームを使い、結果をスプレットシートに反映する
・Azure上に作ったページから、スプレットシートをデータベースのように利用して、志望研究室ないのGPA順位を表示する(上のツイートの画像)
という仕組みです。

実際にコードを書いたのは、「スプレットシートAPIをデータベースのように利用して、志望研究室ないのGPA順位を表示する」部分だけでした。以前、スプレットシートをデータベースに見立てて掲示板を作る実験をしていたので、それのコードを転用しました。
for文を2つぐらい書いて検索をして、ソートしてインデックスを返答するだけだったので、1時間かからずに作ることができました。
サーバーは私が個人的に遊ぶ用に無料で借りたAzureサーバーの一部を使っています。

作ってみての感想


イデアをすぐ実装できるのは、研究配属でどんな分野に進んだとしても大きなアドバンテージだと感じました。普段から面白そうな技術を知識として蓄えておくことで、こういう時にすぐ使えるのも良かったなと感じました。(今回の場合はスプレットシートAPIを事前に使ったことがあった)
一方反省点としては、何も考えずに作ったのでコンプラ的に問題が潜在的にあった部分かなと思います。結局学科LINEグループで匿名投票でGPAを入力するものでほぼ解決したので、作る必要性は低かったのかなと感じました。
ただ、1時間ぐらいしかかかっていないので、モックアップ的なものをすぐに作って、需要やコンプラの確認をするには必要な時間だったのかなと思います。
(作った後に問題点や価値に気づくこともある気がします。)

今回すぐ作れたのは、「Azureで自由に遊べるサーバがあったこと」と「スプレットAPIを使ったことがある」ことが大きかったなと思います。
すぐ作れるというのは大きな利点なので、今回はそこがわかって良かったのかなと思いました。