荒波に参加して感じたこと / Moderiを発表してビジネス賞をいただきました

先日、Skyland Venturesが行っているインキュベーションプログラムの荒波 2ndに参加してきました! チームで参加し、ありがたいことにビジネス賞をいただきました! 参加したことで学んだこととや、うまくできたところと逆にもっとこうしておきたかったところについて忘れないうちにまとめておきたいと思います!

作ったものについて

Moderiというサービスを発表しました
「あなたの"お気に入り"をそのまま小さく、ずっとそばに。」をコンセプトに3Dスキャンしたものを3Dプリントすることができるサービスです。

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初期ターゲットは推し活文脈で考えているのですが色々と他にも広がりがありそう!となっています!
今後、いろいろ展開できればと思うのでぜひウェイティングリストの登録をお願いします!

https://www.moderi.fans

@y_a_m_a_y_a: #荒波
発表わずです!
緊張したー!
めっちゃいいとの反応いただいて嬉しい
スキャンでオリジナルグッズ作れる #moderi よろしくおねがいします!
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3Dスキャン技術がアツい!!

荒波前は少ししか知らなかったのですが、今回やるにあたってここ数年での技術の進歩がすごいということを思いました。
実際にスマホだけで3Dスキャンができる時代になって、いずれはNeRF待ち、NeRF映えみたいな世界線が来るのではと思ったのですが、まだ3Dスキャンのアウトプット先がないことでこのようになっていないかと思います。
実際に街中でNeRFをしているとやばいやつ扱いになる動きなのと結局は動画にしたり3Dモデルにするよさをいかせていない感じがすごくしています。
今回このようなところを少しでも解決できる糸口になればとおもます!

荒波とは

荒波は、Skyland Venturesが行っているインキュベーションプログラムで3週間でインプットから開発とピッチを行うものでした。今回は2回目で前回開催時には実際に投資まで進んだプロダクトもあるそうです。3回目も企画しているそうです。
実際に、レクチャーでは、プロダクトのターゲットの考え方や起業家との座談会や他参加者との交流会も行っていました!
Skyland Ventures、GenerativeAI特化インキュベーション「荒波〜ARANAMI〜」2ndを5月開催決定-荒波プレイベント&1stに60名参加、参加スタートアップ2社へ投資実行-|スカイランドベンチャーズ株式会社のプレスリリース

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参加しているメンバーのレベルが非常に高く、みんなChatGPT Plusに契約していてすごく驚きました.... 色々考えている参加者と今後の技術の予想など話す会がすごく楽しかったです。

@y_a_m_a_y_a: #荒波 のキックオフイベント参加してました!!!
今まで関わっていない人とたくさんお話しできました!
3週間よろしくお願いします!!
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@y_a_m_a_y_a: ピザパ参加してた🍕🍕!!
今後のインターネットやAI、3Dスキャン技術についてめっちゃ話してて楽しかった!
(今日も写真ないので周辺の写真)
#荒波
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@y_a_m_a_y_a: #荒波 なうです!!
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@martina1_111: ピッチday!
#荒波
@GONBEEE_project: #荒波
荒波メンバーで打ち上げ来た!!!!
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学んだこと

覚悟を決めたら強い

今回、色々な起業家の方とお話しする中やVCの方から過去の事例について色々聞いて気がついたことが、「覚悟を決めた人は大体なんとかうまくいくのでは」と思いました。
成功している事業ができる前に投資をしており、そういう人はうまくいかなくてもピポットや他のアプローチがなんの苦労もなくやっているんだなと思いました。
事例をたくさんみたり、アプリをたくさん作ったりなど覚悟を決めている人であればできるんだなとおもいました。

逆に覚悟を決めてやればある程度まではうまく行くのでは?と思いました。今回の反省点でもあるスケジュールなど持ちすぎず覚悟決めて取り組めばたぶん何かしらうまく行くだろうと思いました。

使われるプロダクトについて

今回の発表の要件にバズらせるということがありました。
バスらせるためには、キャッチーさが必要なのと、あったらいいなではなくて本当に欲しい!となるものである必要があると思いました。
実際に使われ続けるプロダクトという観点では、はじめに多くの人に使われることに加えて、継続して使われることが大事という観点が新たな視点でした

よかった点・悪かった点

今回、ありがたいことに賞をいただくことができたのですが、ピッチ前は実は「負け戦」をしに行くんだなと感じていました。実は、このような経験はハッカソンで何回かしており、大体うまくいかないときや絶対負けたという敗北感を感じている時でした。今回はありがたいことに良い結果だったのですが振り返ると良い点や悪い点など色々あったのでメモとしてまとめておきたいと思います。

よかった点

直感を信じて最終的にアイデアを決定した点

実は、「Moderi」のアイデアに落ち着くまでは、色々紆余曲折があり他にも色々なアイデアが出たりしていました。
キックオフ前にすでにアイデアを考えていたのですが、その後現在のModeriのアイデアが出てきて「めっちゃいいじゃん!」になったのですが、ビジネス的に行ける???みたいになって他のアイデアになって最後の1週間に差し掛かっていました。
しかし、多くピポットをしたが、結局3人が初めてアイデアが出た時に「良い!」や「やりたい!」と全員がすぐなったアイデアがこれだけだったのと、他の人にも似たような反応であったため、気になる点はあるものの信じて選び進めました。
結果的にはすごくよかったと思います!

起業家としての振る舞いを意識できた

最初のキックオフデーで「起業家としての3週間の過ごし方」という話がありました。
どういった人が参加するかわからなかったので、個人的な目標として「名前や顔を覚えてもらう」というところを意識していました。
最近人との繋がりが大事ということを各所から学んでいるため、できるだけ覚えてもらったり色々な人とお話ししたいなと思っていました。
初めの自己紹介で参加者から「自己紹介一番覚えている!」というのがすごく嬉しかったのと色々な人と話すことができたので個人的には達成かなと思います(他の部分はなんともかとは思うのですが....)

悪かった点

イデア候補の時点でリサーチをしてもう少し色々な手を探るべきだった

イデアを出した後色々アイデアの方向修正をしていきました。結局は初期に考えていたものに近いものに落ち着いたのですが、他のアイデアと比べるときにヒヤリングや簡単な実装をしつつスピードを保った上で色々な可能性を探ってもよかったかと思いました。

コミュニケーション不足

終盤なのですが、みんなそれぞれ忙しくメンバー間でのコミュニケーションやレスの遅さが問題になったことがあげられます。
もっとまめに色々相談や議論ができたらもっと良いものがこの時点で出せていたのではないかなと思います。

スケジュールがキツキツすぎた

個人的な部分なのですが、他のスケジュールと色々被っており荒波に全力を出し切ることができなかったのが結構悔しい形です。誘われていなければおそらく参加していなかった(一回誘われた時には断っていた)イベントだったので、やはりちゃんとスケジュールを考えて進める必要がありそうだなと今後の反省です。
体力的にもきつかったのですが、今回最大のキャパをある程度把握できた気がするのでそこの調節が今後必要かと思います。

持っている手を全て出し切ることはできなかった

特に大きいところかと思うのですが、持っている手を全て出しきれなかったと思っています。
なかなか難しいのですが、次の部分にも関係するのですが直前の部分でDM祭りとかできるメンタルじゃない感じになりかけて、そこでやるべきところを出しきれなかった感覚が残っています。
また、今回開発自体は多くは行っておらず(ピッチやMVP実装のためにはほとんどコードを書く必要はなさそうと話していたため)そこの部分での自分のバリューは出しきれなかった感覚がすごくある形です。

途中で心折れそうになった

はじめに書いたように、結構負け戦と思っていました。理由としては、今回のアウトプットとして「バズらせる」という目標があったのですが、我々のチームはその部分の戦略を練れておらず&ツイートを出した後にも問題があり少し大変でした。他チームがバズっていくにつれてこれは負けたと思ったと思っており、前日は少し心折れかけていました。
ただ、「最後ここからもがくか!」となり、なんとかなりました。

この時なぜか復活した
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おわりに

今までのハッカソンとは少し違ったVCが主催するインキュベーションプログラムに参加して、今までのハッカソンの参加者層とは少し違った人たちが多く参加していて刺激的でした。
また、視点が違うため新たに学ぶことが多かった3週間でした。

イベントの主催と、色々とアイデアの相談に乗っていただいたSkyland Venturesのみなさま、参加者のみなさま、関係者、チームメンバーの@yf_stayhungry@P_ichikuraに感謝です!